昨日の夜。
酔っ払った時だけ(!?)褒めてくれる、なかまっきー(支配人)。
な:『おぅ。あのブログ、おもしろいってよ、先生が。』
は?何のことやら??さっぱりの しろぷーです。皆様おぱようございます。
“先生”と言うのは、ある有名な山岳写真家の先生のことでした。
この白馬の高山植物のお花も、沢山撮って下さっている先生です。
そんな先生までもが、このブログを読んで下さっているなんて!
(しかも、こんな拙い写真の数々・・・あとアタシのおやつとか・・・ ぁぅ
)
いやぁ、本当にうれしいものですなぁ~
白馬岳に、まだ来たことのない人も。
白馬岳に来て、懐かしくこのブログを見てくれている人も。
かつて白馬山荘で働いていた皆さんに、
白馬岳を知り尽くしている、プロの方々も。
(それと わざわざめがねを持ち出して、毎日読んでくれているモモ母さんも。)
皆に読んでもらえて、本当にうれしい しろぷーです。
皆様ありがとう
今日も頑張って更新しますっ!!
ハイ、今日はしろぷーの縦走・完結編です。
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五竜山荘で、48時間ぶりに熟睡した私。
でも、残念なことに外は雨と霧。
朝ごはんを食べ、身支度を整える。
残念だけど、ここからエスケープルートで降りることに。
そう。
楽しみにしていた八峰キレットから扇沢へ抜ける縦走は、ここで断念。
すごくすごく、行きたかったけれど。
友人達からも『天気予報からして、下山案が無難。』と
心配のメールが届いていた。
.
八峰キレットは、次回にね。今日は、遠見尾根からの下山ルートで決定です。
となると、五竜山頂へも行く気にならず(次回行けばいいや)。
玄関前で、パチリ。
晴れていたら、大町まで一望できると言う この席も今日は静かです。
五竜山荘のスタッフさん達にご挨拶して、さくさくと降りていきます。
ハイ、分岐点(たかちゃんが撮ったもの。私は撮影意欲も沸かず)。
そうそう。
大事なことを忘れていました。
今年は、山の木の実が少なくて、富山県側も長野県側も石川県でも、
『熊出没注意報』が出ています。(ニュースでやってた!)
樹林帯に入ると、とたんに怖くなるワタシ。
持ってきた鈴は小さくて、音が響かない!
(もっと大きいの持って来ればよかった
)
仕方なしに、歌を歌う。
歌う歌う。
こんな景色の中。天気のいい時のそれとは、大違いだ(歌っていても、かなり寂しい)。
ようやく見晴らしのいい分岐点に到着。
テンションだだ下がりの“濡れねずみ” しろぷー(ただの子供)。

この頃まで、“八峰キレット、行きたかったねぇ。”と残念がっていた二人。
雨はさほど強くないし、霧もさして濃くはない。
でも、五竜山荘~五竜岳~八峰キレット~冷池山荘まで行かねばならぬ、となると
晴れていたら行けたであろうこの行程も、雨となると神経も使うし
時間的に厳しいだろう、と言うことで断念したのだ。
.
でも・・・。
しばらくすると、こういう天気の時には嬉しい人工物(テレキャビン乗り場)の姿が!
こうなると、下界での時間が一気に楽しくなってきます。
(ヨーグルトと、ミルミルと、牛乳が飲みたい!)
(あ!あと果物も食べたい!!スイカと桃、まだ売ってるかな~。)
(とにかく、あったかい温泉入りたいっ!)
(お腹すいた。早くラーメン食べたい。)
とか、欲望(本能?煩悩?)のかたまりの様な私。
歩みも、一気に早くなります。
一気に降りて。
私にとっては、6月の上山以来の『乗り物』に乗って。
街に下ります。
そして本社に寄って、寮に行き。
濡れねずみ二人組は、着替えてお昼ごはん。
皆様からすると、なんてことない風景(!?)でしょうが。
『暖かい台所で、ご飯を作る。』事が、最高に幸せだったりします。
普通こんな光景、写真に撮らないよねぇ。
でも、そのくらい嬉しかったのです。
.
我慢できず、台所で食べているわけじゃないのョ の図↓
お山の上では、沸点が低いからラーメンも煮えにくく、
つい“お山時間”で作ってしまうから、ただいま味見中。
ゆったり暖かい部屋で食べる、ラーメンの美味しいこと。
(あぁ、もうこの辺りで縦走録でなく、またもや ただの食ベログに・・・
)
その後、近くの温泉『みみずくの湯』に入り、最高の瞬間。
湯船に浸かって、二人して出た言葉は
『やっぱ雨の日には、温泉だよね~。
雨の日の山登りは、苦行でしかないよね~。』
と、とても『キレットにいけなくて残念!』とか、数時間前に
言っていた人の台詞とは思えません(笑)。
再び部屋に戻り、二人が大好きな牛乳を飲み(山の上では飲めない生牛乳)。
たかちゃんが1L、しろぷーは500ml。
ぬくぬくのお布団に入り(下界のお布団も、同じ柄・笑)。
お蔭さまで、最高の縦走をすることができました!
お世話になった五竜山荘のスタッフの皆様(遅めの到着でごめんなさい)、
山ですれ違って、お話に花が咲いた皆様。
このブログを読んで、ご自身の山登りを思い出してくれている皆様。
どうもありがとうございました。
どれも、素敵な縦走の思い出となりました。
これだから、やっぱり山は辞められない。
山に出会えて、本当に良かったなぁと書きながら思う しろぷーでした♪
←やっぱり楽しい山荘日記。書くのも皆様のコメント読むのも大好き
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